この拡張機能は、GitHub Copilot Chat のカスタムモデルとして「Fujitsu Cloud Service Generative AI Platform (Fujitsu-GAP)」へ接続するための VS Code 拡張機能です。
本拡張機能をインストールすることで、VS Code の設定画面から Tenant Name と Client ID を設定するだけで、Fujitsu-GAP のカスタムモデルを Copilot Chat で利用できるようになります。
従来のように settings.json に複雑なエンドポイント設定や API キーを直接記述する必要はありません。認証は Azure AD B2C の対話認証(ブラウザ連携)を利用して安全に行われます。
本拡張機能を利用した際の処理の流れは以下の通りです。
graph TD
subgraph "Local PC (Visual Studio Code)"
A[Copilot Chat] --> B[Fujitsu-GAP Extension]
B --> C{Authentication}
C -- No Token --> D[Azure AAD Auth]
C -- Has Token --> E[Request to GAP API]
end
subgraph "Fujitsu Cloud Service Generative AI Platform"
E --> F[Takane OpenAI Compatiblity API]
F --> G[Takane]
G --> F
end
subgraph "Microsoft Azure"
D --> H[AAD : Azure Active Directory]
end
F --> B
B --> A
D --> C
H --> D
本拡張機能を利用するために、以下の準備を行ってください。
- Azure AD 認証へのアクセス権
- 認証に必要な「Tenant Name」および「Client ID」が発行されていることを確認してください。
- VSIX ファイルの入手
- 配布された
.vsixファイルを用意します。
- VS Code へのインストール
- VS Code を起動します。
- サイドバーの「拡張機能」ビュー (Ctrl+Shift+X) を開きます。
- 右上の「...」 (その他のアクション) メニューをクリックし、「VSIX からインストール... (Install from VSIX...)」 を選択します。
.vsixファイルを選択してインストールします。
インストール後、以下の手順で接続情報を設定してください。
- 設定画面を開く
Ctrl + ,(カンマ) を押して設定画面を開きます。- 検索窓に 「Fujitsu-GAP」 と入力します。
- 接続情報の入力
- Tenant Name: ご利用のテナント名を入力してください。
- Client ID: 発行された Client ID を入力してください。
- Max Input Token: 128K (131072) を入力してください。
- Copilot Chat を起動
Ctrl + Shift + Iまたはチャットパネルを開きます。
- モデルの選択
- モデル選択メニューから 「Fujitsu-GAP」 グループ内の 「Fujitsu Cloud Service Generative AI Platform Custom Model」 を選択します。
- 認証の実行(ブラウザ認証)
- 初回利用時、またはトークン期限切れ時に、自動的にブラウザが起動します。
- ブラウザのサインイン画面で、ご自身の ID とパスワード を入力して認証を行ってください。
- 認証が完了したらブラウザのタブを閉じ、VS Code に戻ります。
正しく Fujitsu-GAP のカスタムモデルに切り替わり、接続できているかを確認するには以下の方法を行います。
- チャットパネルでの選択状態の確認
- GitHub Copilot Chat の入力欄付近にあるモデル選択ドロップダウンを開き、「Fujitsu-GAP」のカスタムモデルがアクティブ(選択状態)になっていることを確認します。
- テストプロンプトの送信
- チャット上で簡単なメッセージ(例:
こんにちはや自己紹介をしてなど)を送信します。 - 初回の場合はブラウザでの認証画面が立ち上がるため、サインインを完了させます。
- 出力ログ(Output Channel)の確認
- VS Code のメニューから 「表示」 > 「出力」 (View > Output) を選択します。
- 上部のドロップダウンメニューから 「Fujitsu-GAP」(または本拡張機能に関連する出力チャネル)を選択します。
- 認証トークンの取得成功ログや、Fujitsu-GAP API へのリクエスト・レスポンス(ステータスコード 200 OK など)が正しく出力されていることを確認できます。